時を駆ける 夜狩に出ていた藍景儀が年少の門弟を庇って負傷し、意識を失ったまま雲深不知処に運ばれた。外傷はないのに何日経っても目覚めないと知らせがあり、遠出していた魏無羨は藍忘機と共に急ぎ戻った。 既にさまざまな治療が施されていたが効果はなく、共情を試みた。 「どうだった」 さほど時間をかけずに戻ってきた魏無羨は、見守っていた藍忘機の問いに答えられないほど動揺していた。 「魏嬰。どうした」 「藍湛」 魏無羨は息を整えてからようやく告げた。 「藍景儀は過去にいる」 次へ CQL一覧へ戻る 2022年3月21日Posted by ありす南水